2013年5月6日月曜日

ゴールデンウィーク過ぎて(吉)

ゴールデンウィークは過ぎて... 


あんなに苦しんだ時間は過ぎ去って、、、

さて。
ずんずん運筆できましたでしょうか。
もしや、書き終えてしまいましたか、もう?

ボクはさっぱりです。
なんだか出遅れると不安になります。
が、出来高は誤魔化せません.. .

こんや、6日の深夜、
原稿データ、提出しなくちゃならないってのに、
その原稿では、なーんにも語られてなくって.. 
アアー 

やりきれない夜だな。
緊張がとけて、チカラの抜けた気分のところに聞こえてきた、さっきの「アアー」という断片的メロディ。
あれはなんの曲かしら……
のろのろと、20分かけて、ようやく、そのメロディを思い出す。 

♪夜というのに 派手なレコードをかけて 
 朝までふざけようワンマンショーでー
 アアー アアー アアアアアアア
 アアー アアー アーア 

ふっとアタマをよぎったのは「勝手にしやがれ」沢田研二。
ご存知かしら。。。
でも問わず語りは語ります。
テキトーにひたすらクチずさんでみることにします。

♪壁ぎわに寝返りうって 背中で聞いているー
 やっぱりおまえは出てゆくんだな 
 わるいことばかりじゃないと 
 想い出かき集め 鞄につめこむ気配がしてる

 行ったきりならしあわせになるがいーいー
 戻る気になりゃいつでもおいでよー


うーん。ふてくされた感じがイイ。素直になれない感じがイイ。

それにしても、
沢田研二の「アアー」。
どうしてこうもウットリさせるのでしょう。(これってボクだけかしら)
おなじ沢田研二の『サムライ』という曲にくると、
ただただ、もう、ウットリしちゃって、とろけてしまうーぅ!

♪片手にピストルゥー 心に花束 唇に火の酒 背中に人生を
 アアー アアー アアー アアアー

いやあ。
ここの「アアー アアー アアアー」。
これだけで、どれだけの情感が多重に含まれていると!

あ、そう。
言おう言おうとして、アタマでなんどもシュミレーションした言葉って、
案外なほど、相手に伝わらなかったりします。
ひとりよがりの自分勝手「妄想」に過ぎないからなのでしょうか。
そりゃもちろん、自分を楽しませますが、さて他者は。
そんなものを他者にぶつけても、キビダンゴです。イタッ。マズッ。

ああ。
じゃあやっぱり台本を書き直そう。書き直そう。アアー


♪片手にピストルー 心に花束 唇に火の酒 背中に人生を 
 アアー アアー アアー アアアー

あ。なぜだかソノ世代じゃないボクなのに、
「アアー」を唄っている沢田研二の姿・表情を思い浮かべることができる。

思うに、
きっとストーリーとか会話は、
会話の内容そのものよりも「相手の話しっぷりを見ること」のほうがズット大事だと思う。
とくに恋愛モノの場合は。

先日、友人の結婚指輪を眺める機会があったが、
ボクは「ただの指輪」とという品物として眺めるが、
指輪の本人たちは、指輪を眺めながら「ふたりの記憶たち」を見ているのだろうと思った。

ふだん、
メールの文面から、相手の表情が思い浮かべられなくなったらば、
キモチの疎通はうまくゆかなくなって、お互いの心がスレ違ってしまった気になります。。。

夜が来ても、朝が来ても、
春が来ても、夏が来ても、秋が来ても、冬が来ても、
ぼくにはあなたしかなーいー ダーーーーリンー  『ダーリング』沢田研二

――と、
こころのホントのところではこんなふうに思っていたりもするのでしょう。
あなたしかいない、じゃなくて、あなたしかない、ってのがウキキーですよねー

ボクなんかは恋愛をアタマで考えるタイプなのだろうから、
ハートで感じられるようにならないとなー、と気がつく。いま。

ありがとう、こんな深夜のチカラの抜けた状態に、ふっと訪れたジュリー!
締め切りに間に合ってないけどねー


ありがとう ジェニー 
おまえはいい女だった
おまえと暮らすのがしあせだろうな
だけど ジェニー おばよ ジェニー 
おれは行かなくちゃいけないんだよ 『サムライ』


さあ。延長戦をがんばろう。

鉛筆をコトリと置いて、ぐーっと伸びをする。そんな脱稿日を近寄せよう。
先が読めないけれど。けど、いつかは訪れる。。。


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