2013年7月30日火曜日

整列!(榊)


一昨日、全体稽古を行いました。
稽古場から“整列!”の集合写真をお届けします。

左から右に、水谷真利子さん、白勢未生さん、山本憲さん、石黒麻衣さん、檀上太郎さん、栄華楼山田さん、江田恵さん、斉藤千夏さん、右代谷勝好さん、加古みなみさん、山岡よしきさん(ごめんなさい陰になっちゃって)、宇原智茂さんの勢揃いです。




何の稽古かって?

ナイショ

お知りになりたい方は劇場へ是非劇場へお越しください。
お待ちしています。

<チケット予約は、公演情報ページの<チケットお申込み>から!>

 
榊 俊作

2013年7月29日月曜日

花火(榊)


毎年7月最終土曜日は隅田川の花火大会です。東京の夏はこの花火大会で始まるのかもしれません。

 


いつもは枝豆とトウモロコシを茹でてビールを飲みながら家のベランダから見物しているのですが、今年はこの花火大会を見ることができませんでした。劇場入りまであと10日余り。稽古も終盤に差し掛かってきたからです。

そういえば確か、永井愛さんの「こんにちは、母さん」に出てくる息子神崎昭夫の誕生日がこの花火大会の日だったように記憶しています。記憶違いかもしれませんが。

今年の隅田川の花火大会はドシャ降りの雨で30分で初の中止になってしまい残念ですが、中止にガッカリされた方は是非「助六恋愛相談所」にお越しください。バテて無いといえばウソになりますが、これから作品を磨き上げて、花火に負けないコントをお届けします。

劇場でお待ちしています。

<チケット予約は、公演情報ページの<チケットお申込み>から!>

 

榊 俊作

2013年7月28日日曜日

あと2週間。(村野)

再来週に本番を控え、主宰面子はどんどん余裕がなくなってきました。
ので、ブログが滞ってますねー。
まったく。

各パートの稽古も進み、今日は衣裳パレードと、転換稽古、の予定です。
さあ。
スムーズに行くわけないぞ(笑)
というわけで、こせこせ準備をしている次第です。
根回し根回し。

稽古を発展的なものにするには、準備と即興、両方大事かと思います。
事前に組んだ段取り通りに、現実をおしこめるわけがない。
でも事前の準備やシュミレーション無しには、予想とは違う事態に対応できない。
そしてそんな事態に出会ったときは、その場で考え、動いてみる。
その繰り返しかと。

あと2週間。
主宰のみなさま、役者とゲスト作家の宇原くんより先には息切れしないようにね。
容赦なくいきましょう。

さー。
衣裳の買い出しに行ってきます。



2013年7月26日金曜日

第2回通し稽古・写真レポート(石田)

時間が空いてしまいましたが、7/20に行った第2回通し稽古の模様をお伝えします。

前回の通し稽古レポートと対応する場面をセレクトしてみましたので、一週間の稽古を経て各作品がどんな進化を遂げたのか、比較しながら見ると面白いかもしれません。

左から、右代谷さん、加古さん、檀上さん。

左から、山岡さん、白勢さん、水谷さん、右代谷さん。

左から、石黒さん、山本さん、水谷さん(後ろ姿)、檀上さん。

左から、斉藤さん、水谷さん、檀上さん。
檀上さんのジャージは例の珍しいセットアップですね。

左から、山本さん、山田さん。

左から、水谷さん、白勢さん、檀上さん。

左から、江田さん、右代谷さん。

左から、右代谷さん、山岡さん、白勢さん、檀上さん

左から、右代谷さん、加古さん。

左から、山岡さん、右代谷さん、宇原さん、加古さん

左から、宇原さん、江田さん。
ちなみに、江田さんが着ているのは以前ご紹介したあのTシャツですね。

左から、石黒さん、江田さん、山田さん、宇原さん。

【番外編】
やっぱり、観る方も真剣です。

いかがでしたでしょうか?
チケット予約は公演情報の<チケット予約>から!
劇場でお待ちしております。

せきでんどうし

2013年7月24日水曜日

天ぷら(う。)

本番が近づいてくると、いつも何故だか天ぷらが食べたくなる私である。

今回は役者としてのみならず、作・演出家としても参加しているのであるから当然、天ぷらを食べたい気持ちは2倍だ。


たがしかし、私は本番が終わるまでは決して天ぷらを口にはしない。
ただ食べたいという欲望をじっと見つめるのである。見守ると言ってもいいかもしれない。


そう私の芝居はいつだって、天ザルにすべきか、天丼でいくべきか、という葛藤とともに幕をあけるのだ。

嗚呼、天ぷらがサクサクの衣に包まれた海老が、茄子が、呼んでいる。

-------


月曜日は稽古だった。
自分の演出パートは滞りなく進んだのだが、
問題はその後だ‥


そう、あの忌々しいクソガキがまたしても遅れてきた。


今思い出しても腹が立つ。
あまりの腹が立たしさに、妻の乳首を80%程の力でツネりながらこの文章を書いている。



悪いが俺はアイツを演出家とは認めちゃいない。あんなボンクラは屁の突っ張りにもなりやしない。
というか、ヤツの存在じたいが、そのものズバリ屁だ。
屁に字が書けるわけがないので、ヤツの台本はネットからコピペしてきただけか、あるいはお母さんが書いているのだろう。


ヤツがあのマヌケな面で必死に急いで来ました的な顔を作って登場したときには、あまりに頭にきて目から鼻血が出そうだったが、役者としてのオレのプライドが何とか冷静さを保たせた。

共演者の皆はこの身勝手なシャクレ野郎に対してトサカにこないのだろうか?一体どれだけ優しいんだ!!?

と思って、周りを眺めてみる。


まず、江田がなぜか寄り目の練習をしていた。
今年の忘年会で披露する、と言っていたが何故今なのか、というか早すぎるだろう。石橋を叩きすぎて崩れ落ちるタイプかもしれない。


しゃくれキリシタンがドヤ顔で書き直したばかりという台本を配り始めたが、そんなことは少しの言い訳にもならない。遅れは遅れだ。


横を見ると栄華楼山田が、配られた台本を読んでるフリをして寝ようとして間違えたらしく、寝てるフリをしながら配られた台本を読んでいた。
相変わらず不器用な男だ。



彼はいつも左だけ2、3本鼻毛がでている。そのことに俺は気づいているが敢えて本人には伝えていない。
なぜなら彼がまだ若く経験が浅いからだ。彼がホンモノの表現者となるためには、自分で気がつき伸ばしていく必要があるからである。
彼の鼻毛がこの先、4センチ5センチと伸びていくのがたのしみでならない。



石黒っちとは目が合った。
よく合う気がする。つまり、それは彼女が稽古中によく俺を見つめているという事を意味する。
彼女と俺はこの芝居で抱き合うシーンがあるのだが、背中に回された彼女の腕に日に日に力強さが増していくのを感じる。
そのことを思うと興奮を禁じえず、妻の乳首をツネる指に一層力がこもり、妻は声にならない吐息を漏らした。



ヤマケンは姿を消していた。
彼は変わっていて背景と完全に同化できるという得意体質を持っている。
父方だか母方だかどちらかの家系にカメレオンの血が入っているとウソぶいていてが、なんにせよ、体の色が変わるというのは役者として武器なのかなんなのかは分からんが個性ではある。
女湯とか入り放題じゃん、といつも思うが、バカだと思われるので言わない。
稽古場ではつけ込まれるスキは見せない主義だ。



あの阿呆にもぜひ見習って欲しい流儀だ。
とにかく、クセのある個性的な顔ぶれで、シャクレたシャバぞうにまとめ上げられるはずなどハナからない。前世からやり直せば?と言いたいが、まあ好きにすればいいと思う。


俺は、与えられた役を演じるだけだ。俺の出る芝居が面白くならないワケがないからね。

------------


えー、というわけで、宇原さんと見せかけて実は西池でした。
思いつきで書いちゃいましたが、悪ふざけが過ぎたかもと反省してます。


全部ウソですよ!あ、西池が稽古に遅れたのはホントです。すいませんでした。

全部ウソですが、個性的な顔ぶれなのは間違えないです。

超面白い舞台になるので、ぜひ見に来てくださいね。

宇原さんゴメンなさい。

西池

2013年7月23日火曜日

6L工場 THE MOVIE?(榊)


6L工場第二回公演『助六恋愛相談所』のキャストさんの何人かとムービーを作ってみました。
本日公開するムービーは、

ヤマケンこと山本憲さん(サグチキンのお話などは、Twitter@yamamokeから)

 と
ご存じ”くず鉄”の水谷真利子さん(くず鉄のお話はblog:「水谷真利子のみずたまり日記 から)






 との共演です。


では、始まり、始まり。

 
 
榊 俊作

2013年7月21日日曜日

気づけば昨日は彼方へと。(村野)

土曜日当番の村野です。が、昨日は通しと稽古終わって、何人かで八剣伝でくだまいて、
帰宅して数分後には気を失っていました。
というわけで既に日曜です。あ、選挙に行かなくては。


@八剣伝、どうしたら面白くなるのか。あれこれあれこれ。
前回もそうでしたが、今回もまた全員野球になりつつあります。
しかも15回裏で満塁、雨が降りしきる中、熱い汗と冷や汗と雨と泥と何かが。っていう中な感じで。
守りも攻めもパツパツな。


昨日、16年ぶりくらいに、人(というか西池)に向かって靴(サンダル)を投げつけました。
そんなことが必要なときもあります。
宇原くんは今日9時~21時で稽古です。
榊さんは日に日に痩せていきます。
吉田くんは作曲中のエレカシみたいな野武士感が。
椎野は月の満ち欠けの如くまんまる度がアップダウンしています。
その他もろもろ。


いろんなことを、いろんな意味で楽しんでゆこうと思います。


今日は少し涼しいですね。

2013年7月19日金曜日

ユーモア疎外という言葉を考えた(石田)

2回目の通し稽古を控え、いよいよ各作品の稽古も佳境を迎えてまいりました。

自分では面白いと思って書いている本ですが、同じ場面を繰り返し繰り返し稽古していると、果たしてこの本は面白いのだろうかと改めて考えてしまうことがあります。
この状態のことを、「ユーモア疎外」と呼ぶことにしました。

理由は、この心理状態は人間疎外に似ているな、と思ったから。
大辞林によれば、人間疎外とは「人間が機械の部分品のように扱われて、人間らしさが無視されること。社会が巨大化し複雑化するにつれて、人類の発展のためという本来の目的を忘れ、人間性を失っていくことへの警告として生まれた語。」とのこと。
例えば、工場のラインで機械に囲まれて毎日同じ作業をしていると、自分が機械の一部のような気がしてきて、自分とは一体何者なのかよく分からなくなる、そんな状態のことを指しています。

私がこの言葉を知ったのは、高校の現代文の時間でした。
現代文担当のO先生は厳しいと評判の大ベテランのおじいちゃん先生で(当時の私はおじいちゃんと思っていましたが、そこまでおじいちゃんではなかったのかもしれません)、授業中は常に教室に張り詰めた空気が漂っていました。

そんなO先生が、突然抜き打ちで生徒に作文をさせたことがあります。
今思うと、あれはただの先生の趣味だったのではないかと思います。
どんなボロクソな評価をつけられるのだろうかとダメモトで書いて、とりあえず提出したら、次回の授業で戻ってきた作文は意外にも高評価。
優秀作品の一つに私の作文が選ばれました。

ただ、純粋に嬉しかった。
あのO先生に褒められるとは思っていなかったから。
この体験が、今でも私の書くことへの原動力になっている気がするのです。

この本はどこが面白いの?
自問自答していたら、ふとよぎった「人間疎外」という言葉。
O先生の険しい顔と、高校時代の記憶がどっと溢れだして、記憶の中のO先生が私にどやしつけます。
「今更悩んでどうする。お前が楽しくなきゃ、お客さんが楽しいわけないだろ。」

そうかもしれません。

せきでんどうし

すっかり夜(椎野)

こんばんは。すっかり深夜になってしまいましたが木曜ブログ担当の椎野です。イエーイ!
先日、ふと思い立ってお一人様歓迎の某ラーメン屋でラーメンを食べました。そこで辛味を多めにしたので、今朝になっておなかが痛くなりました。私おなか弱いあるよ。


でも辛いのだーいすき!


ラムちゃんは、作る料理がとにかく辛いという設定があった。

へえ〜
へえ〜

2へえいただきました。

***************
コント的な笑いについて。


AとBが食事中、Bがよそ見している間にAがBの食事にこっそりからしを塗りたくる。B気づかずそれを食べて「辛い!」。知らんぷりするA。

・・・という一連の流れを見ているお客さん。


種類は不明ですがベタな笑いですね。

面白いってなんだろう。

ラムちゃんがBだったら(からしを嬉々として食べるパターン)
「おいしー!(おいしいっちゃ!)」
ラムちゃんがAだったら(よかれと思ってからしをぬるパターン)
「おいしいでしょ?(おいしいっちゃ?)」

「辛い!」ってなると思ったらならなかったパターン。女子を困らせようとして下ネタを発言したら逆に喜んじゃってしらけちゃったみたいな巷でよく見かけるケースですね。仕掛け人に哀愁が漂う。
よかれと思ったパターン。ラムちゃんが善意であればあるほどBは反論もできなくていい感じにたまったフラストレーションがBの芝居をよくするでしょう。

へえ〜。

本日以降、原則として自分はラムちゃんだと思って発語、行動するという縛りを作ったら何か見えてくるかもしれないっちゃね〜


とにかく、面白く、軽やかに、本番を目指すっちゃ!


おやすみなへえ〜

2013年7月18日木曜日

てやんでいドブネズミ~望郷編~(意味なし)(西池)

大学の追いコンでの思い出なんですけど、
ひとりで端っこの方で飲んでたらそれまで全然しゃべったことない後輩の女の子が突然話しかけてきました。


「私、西池さんとずっとしゃべりたかったんですよぉー、けど機会なくて、もう最後かもって思ったんで思い切って来ちゃいました♡」


神ってやつぁ最後の最後に粋なことしてくれるもんだなぁ
大学時代、すこぶるモテなかった俺は心の中でつぶやいたのでした。

「西池さんてマンガとか結構読んだりしますかー?」

「えっ?読むよー、読む読む。むしろ読むよ!しりあがり寿とか好きだよ!!エレキな春とかね!読む読む。」


動揺してました。

「しらないですー」

「だよねー!!しらないよね!」

「カイジって漫画知ってますか?」

と、彼女は聞いてきた。

「うん、しってるよー。アカギとか書いてる人だよねー」

「そうです、そうです!私、あのマンガめっちゃ好きなんですよ!で、西池さんてカイジに超似てるんですよ!!言われません?」

「え、そう…かな?」

ホームレスに似てる、指名手配のポスターに載ってそう、などは言われたことあるよ!とはあえて言わなかった。


「こんなカイジに似てる人いませんよ!リアルカイジですよー。藤原竜也より全然、西池さんですよ~」

「なんか、ありがとう」

「それだけ、ホントに伝えたくてー。話せてよかったです!お疲れ様でーす」

彼女は去っていった。
しばらくすると、後輩の男がやってきて、

「オレの彼女が酔っ払ってなんか失礼なこと言ったみたいで、すいません」

と言ってきたので、尻を叩いた。

ビンゴ大会かなんかが始まり、でかいアメが当たり少しゴキゲンになったのだが、、親友の花岡くんと些細なことで口論になった。

花岡くんが、ビニール傘で足を叩いてきたので、負けじとオレも持っていたでかいアメを花岡くんの頭に思い切り叩きつけた。アメは粉々に砕け散った。

二次会どうしよっかー、といった楽しげな会話を背中で聞きながら、店を後にした。

帰り際にアメの芯の棒を鴨川に向かってぶん投げたのを覚えている。





なんだ、この話。

あー、マンガのキャラクターに似てる、ってよく言われるんですよね、って話でした。


あるときは、近所の飲み屋でカウンターに座って飲んでたら、隣の人の「あの失礼ですが、ハイスクール奇面組に似てる、って言われませんか?」という、ひとことがキッカケで店内全体がその話しで盛り上がりました。
ワールドカップの応援してんじゃないんだから!って言いたくなる程、の一体感でした。


最終的には、オレの顔が似てるのは奇面組の中の、一堂零なのか冷越豪なのかという議論が巻起こり、意見が真っ二つに割れ若干、険悪な雰囲気になってしまいました。

ただ苦笑するばかりでした。


他にも色々ありますが、平面的な顔なんでしょうか?良くわかりません。


友達に似てる。つーのも、よく言われるんですが「え、あそうなんだ」以外に返す言葉が見当たりません。
探しときます。



だんだんと本番が近づいてきています。追い込みに入ってきてるチームもあるようで、なかなか大変な感じです。
6月から順番で毎日更新してきた当ブログですが、この先、毎日は更新されなくなるかもしれません。

楽しみにしてくださってるかたがいらっしゃいましたら、申し訳ないてます

ホント、本番みにきてくださーい
ぜひぜひ

よろしくでーす。

今週はこのへんで





西池

2013年7月16日火曜日

稽古場クイズ(榊)

クイズ1:私は何をしているところでしょうか?
A:稽古はもうヤダ
B:壁に張りついてみる
C:顔だけはヤメて




クイズ2:私は何をしているところでしょうか?--パート2

A:真剣に役作り中
B”考える人”6L工場風
C:横顔がジマン
 
 
 

答えをお知りになりたい方は是非劇場に足をお運びください。お待ちしております。
 
以上、休憩中のトある稽古場から。
なお、出演は山本憲さん、撮影は石黒麻衣さんでした!
 
<チケット予約は、公演情報ページの<チケットお申込み>から!>
 
榊 俊作

 

2013年7月14日日曜日

第1回通し稽古・写真レポート(石田)

昨日(7/13)行った第1回通し稽古の模様をお伝えします。

今回も、稽古場風景と一緒に役者さんを紹介していきます。
公演情報ページの出演者紹介も一緒にどうぞ。

左から、右代谷さん、加古さん、檀上さん。

左から、山岡さん、白勢さん、水谷さん、右代谷さん。

左から、石黒さん、山本さん、水谷さん(後ろ姿)、檀上さん。

左から、斉藤さん、水谷さん、檀上さん。

左から、山田さん、山本さん。

左から、水谷さん、白勢さん、檀上さん。

左から、白勢さん、右代谷さん。

手前の4人だけご紹介。左から、檀上さん、山岡さん、白勢さん、右代谷さん。

左から、右代谷さん、加古さん。

 左から、山岡さん、加古さん、宇原さん。

左から、宇原さん、江田さん。

 左から、石黒さん、山田さん、江田さん。

【番外編】
観る方も真剣です。

6L作家陣。※西池と石田は写っていません。

【さらに番外編】
なんと! 7/13はキャストの石黒さんと、作演出の西池の誕生日でした。
左から、嬉しそうな石黒さんと照れている西池。

お祝いのケーキには、6L工場の「6」のろうそくを飾りました。
※これがケーキに見えない人は、たぶん心が汚れています。6L工場を観て心を洗濯しましょう。

左から、お礼のコメントをしている石黒さんと、ケーキに目が釘付けな西池。

ね、とっても楽しそうな座組でしょう?
是非、観にいらしてください。チケット予約は公演情報の<チケット予約>から!
劇場でお待ちしております。

せきでんどうし

稽古終わり。(村野)

今日は通し稽古でした。初回ネタ見せ。
いろんなこだわりと、いろんなアプローチがあるんだなと、改めて再認識しました。
自分が何を面白いと思うのか、
そういったことも含めて。


夜は違う座組のオーディションワークショップに行ってきました。受ける側ではなく。
ここでも、演劇的バックボーンの違う人たちが、それぞれどうにか自分なりの表現をしようと四苦八苦。
やってる側は必死ですが、見てる側としてはその差異がとても興味深かったです。
同じ日本語を使っているはずなのに、明らかに会話になってなかったり。
全く異質な呼吸なのに、なぜか噛み合っていたり。


むかし、お世話になっていた先輩に、演劇はコミュニケーションアートなんだよ、と滔々と語られたことを思い出しました。
コミュニケーションアート。
いまだにそのタームについて、ぐるぐるしています。


明日もまたワークショップ二本立て。週末は6L稽古が、ようやっとちゃんとできます。


早く稽古がしたいな。

2013年7月12日金曜日

代打 八重樫 背番号 28

みっちゃんに代わり、代打・八重樫がつとめるブログ
 
みっちゃんファンの皆さまごめんなさい。
美形ファンの皆さまごめんなさい。
 
さて、本日の夕日、見ましたか?
見逃したかた。
こちらです。
 
 
ざざーん。
うーん。写真じゃ伝わらない。
 
ではこちらの写真はどうでしょう?
 
 
地下鉄のエスカレーターです。
 
 
これに従ってつかまると、
 
 
右によってしまいます。
 
これ、
左手でつかまっちゃいけないんでしょうか?
 
 
季節外れでごめんなさい。
 
以上
代打・八重樫でした。
 
八重樫を知らない方は近くの大人に聞いてください。
 

2013年7月11日木曜日

蝉の思い出(椎野)

暑い日が続きますね。

本番の頃にはもう大変な暑さでしょう。みなさん夏はお好きですか?

夕方、テレビでは野球中継が流れてて、ビールと枝豆とスイカがあって、窓は開けっ放しで蝉の声が聞こえている、そんな夏がまたやってきますね。


夏といえば、かつて光る玉の装飾がついたサンダルを履いて代々木公園で稽古をしていたことがあって、夕方稽古が終わってふと足元をみたら、子どもの蝉がサンダルの玉に必死にしがみついていたことがありました。蝉の底力を見せつけられたような気がしました。それから何回かそういうことがあったので、蝉は光るものに興味があるのではないかと思っています。


そんな蝉エピソード。蝉といえば、拙宅の犬は蝉を美味しそうに食べます。なんでかな?

次回は役者紹介なんてしてみたいと思いますよ!


椎野

2013年7月10日水曜日

コミック雑誌なんかいらない、観てない(西池)

絵に描きやすい顔をしている、とか、マンガの登場人物に似てる、などとよく言われる。

といったようなエピソードを披露しようと思いましたが、今日は眠すぎるので、後日!にします。
お楽しみに。

今日はクソ暑いなか会社の床をひたすら激オチくんで磨きつづけました。気がつくと、親指の爪が削り取られていました。
俺のテンションが激落ちくんでした。

恐るべし激オチくん。意外に危険な男でした。もう気軽に君づけでは呼びません。敬意と畏怖の念を込め、「激オチさん」と呼んでいこうと思っています。

おやすみなさい。

西池

2013年7月9日火曜日

月曜日(う。)

 ♪月曜日 月曜日
  りんごを ひーとつ 食べました。
  それでも まだまーだ
  おなかは ぺぇっこぺこ♪

というところからスタートして、おもしろブログをお届けしようと思っていたのですが、気づけば火曜日です。

あちゃー。

きのうは「どさん会(詳細は後日)」と称して稽古後に飲みに行きました。

帰れなくなったひと、タクシーで帰ったひと、自転車で帰ったひと、自転車にきてもらったひと、と、まるで、学生か!、と突っ込まれるような飲み方をしてしまいました。

これが作品に反映されるのでしょうか?

いや、します。

そんなわけで、言い訳でした。

“シロクジラ”の思いでと悪夢(榊)


梅雨が明けたらいきなり猛暑日が続いています。みなさん、熱中症で救急車で運ばれないように気を付けましょうね。

 

この前、夢を見ました。

その体格と白髪から“シロクジラ”と皆で陰で呼んでいた千田是也先生と一緒にブレヒトの会のメンバー20数名で夏に伊豆石廊崎の民宿に34日で海水浴に行きました。『組曲虐殺』の佐藤チマの「演出家の千田是也さんは、デスマスクまでとってくださった。」に出てくる千田先生は当然知りません。千田先生はアトリエでは大先生で大先輩ですがこういうところでは別です。皆で騒ぎまくりました。昼は海で遊び夜は明け方まで麻雀の毎日でした。3夜で合計10時間くらいしか寝てなかったかもしれません。

帰り何故か女子3人を乗せて1人ドライバーで帰ることになりました。136号線を沼津に向かって出発したのですが夏休みで途中から大渋滞。脇道から抜けようと海岸線から右折して山の中へ向かう。しばらく走らせているとだんだん道が狭くなってくる。さらに奥に進むと曇ってきて雨が降り始めやがてハイスピードのワイパーが効かないくらいの大雨。道はもうすれ違いもできないほど。林道に迷い込んだ。大雨だし車を寄せるスペースも無い林道なので1 Stopもできない1人ドライバー。雨は轍の跡をザーザー流れている。深い轍で車の腹を擦る。走れる速度はだんだんと遅くならざるを得ない。日没で暗くなる。やがて社内の言葉数は少なくなっていってついに全員無言。“遭難”という言葉が皆の頭に浮かんでいるのかな。前に車を進めるしかないのでとにかく走り続ける。やがて向こうに町の灯りが見えた。“”きゃー、やったー“という黄色い歓声が後席で一斉にあがる。

町で女子3人がイノシシ鍋で遅い夕食を採っている間、テーブルの側でひたすら仮眠していました。そして東京に無事戻ったのは深夜でした。

6WSあとの懇親会。「今度の公演が終わったら皆でバーベキューに行きましょう。泊まりで、車3台で。海水浴も。」と大きな声がします。キャストの白勢未生さんです。夢を見たのはこのせいかな。真夏の夜の悪夢は繰り返されるのかなあ。

でも白勢さんは「バーベキュー!」を繰り返してました。元気いーい!

うーん、真夏の夜の悪夢にならないことを祈りつつ、女子だけの車の1人ドライバーにだけは絶対にならないぞと誓うのです。

 

榊 俊作

2013年7月7日日曜日

7月7日(吉)

7月7日(日)

痛いほどの陽射し。猛暑の到来。
いよいよ、夏がはじまりますね。。。

そろそろ、このブログにも、
コント的な書き手らしいユーモアな記事を、
ネタのような記事を、
書いてゆかなきゃいけないんでしょう頃合いです。
あは。こいつらおもしれー。テキな…



先週からバラまかれはじめました公演チラシ。
どこかのどこかで手にしていただけるのかしらどうかしら。。。

チラシのデザインセンスは、MKWorks さんのお手柄です。
MKWorks さんは、刺繍家さんでありながら、多方面にも器用さんです。
西武デパートで刺繍教室を開いたりしています。
よろしければ、気にかけていただければと思います。

(以下つづく…)





帰路ろ。(村野)

今日も芝居二本立て。
昼はスズナリ。
夜は、6Lに出演頂く斉藤・水谷の舞台を観てきました。
ヤマケン、檀上を無理矢理?誘って、呑んで帰路。
芝居観て呑んで、を二回繰り返しました。
中央線も東西線も、酔っ払いでいっぱい。


最近、機会があってまた芝居を多く観るようになりました。
昔は気負って観てたけど、最近は素直に面白がれるようになりました。
こんな芝居もあるんだなあと。
空間があって、役者がいて、明かりがあたって、音が流れて。
バラせば単純なパーツにすぎないのに、組み合わせいかんで密度が変わる。時間が変わる。
物語が生まれる。
やはり演劇は、とても豊かな営みだと、深く再認識。
面白いです。


明日、私は6L稽古はないけれど(斉藤水谷が帰ってこないと何もできーん)、ワークショップが二本立て。
午前中は小学生と遊んできます。
午後は知人の劇団で。
演劇で誰かと繋がっていけるのが、今は何よりも楽しいです。
親に結婚しろと言われようが、はとこのおめでた報告を受けようが。
楽しいものは楽しい。


なので、斉藤水谷が復活してからの、稽古再開が楽しみです。
そしてその先の先の先にある、8月の本番も。


夏ですね。
汗だくの季節に、両手を広げてダイブです。


劇場で、はやくみなさんとお会いしたい村野でした。


写真は、宇原くんがお誕生日会をしてくれたときのシフォンケーキ。
甘いのあんまり食べないけど、これはさっぱりしててむっちゃ美味しかった。


明日もきっと暑いですね。


おやすみなさい。

2013年7月5日金曜日

私の恋愛300円(石田)

一昨日は作家打ち合わせがありました。
議題は来週末から始まる通し稽古について。
ちなみに初回通し稽古は、お披露目と他作品とのバランスを見ることが目標です。

さて、6L工場は新宿駅西口にある、長居しても追い出されない某カフェで打ち合わせをすることが多いのですが、その新宿駅西口にずっと気になっている人がいます。

ある冬の日のことでした。飲み会の帰りに新宿駅西口を歩いていたら、若い女性が「私の恋愛300円」というプラカードを下げて立っていました。
その女性が視界に入った瞬間から、私の目は彼女に釘付けでした。
彼女の前を通り過ぎるまでの時間の、なんと長かったこと!
「私の恋愛」とは一体何なのか気になって仕方がありませんでしたが、終電が近かったので後ろ髪を引かれる思いで帰りました。
家に帰ってからも例の女性の残像が頭の中をぐるぐる回っていました。
三百円で買える「恋愛」とは一体何なのでしょうか。
デートしてくれる権利? 抱きしめてくれる権利? どちらも三百円じゃ安いのか高いのかよく分からないし、それでは援助交際と大して変わらないのでは?

翌日、昨晩のことを考えていたらどうにも気持ち悪くて仕方がなかったので、私はもう一度彼女に会いにあの場所へ行ってみました。

―いらっしゃいました。

ただし、私の記憶の中の女性ではなく、質素ですが整った顔立ちの中年の女性で、プラカードには「私の志集300円」と書かれていました。
記憶の中の女性がすり替わっていることに面食らいながらも、私はおそるおそる女性に話しかけて、三百円で志集を買いました。
帰りがけに、何か話さなくては、と焦って、唐突に「頑張ってください」と告げたら、「ありがとうございます」と深々と頭を下げられ、どうにも晴れない気持ちのまま家に帰りました。

どうやら、私の見た恋愛を売る若い女性は、一睡ならぬ一酔の夢でした。
それにしても、「恋愛」と「志集」を見間違えるなんて、とんでもない酔っ払いです。
最初の文字の下半分しか合っていません。
でも、あの日見た幻が、私はどうしても忘れられないのです。

なお、新宿駅西口の「私の志集」の女性は、二十年以上前から街頭で詩を売り続けている人で、知る人ぞ知る存在のようです。
新宿の雑踏の中でもその佇まいは気品高く、アングラ演劇のスター女優のような、圧倒的な存在感すら感じさせます。

新宿駅西口地下(2008)※写真と本文は関係ありません

せきでんどうし